山菜ビジネスで集落ネットワークを法人化−秋田

山菜ビジネスで集落ネットワークを法人化−秋田

高橋慶彦 2017年1月14日 秋田県 山菜ビジネス、本格化。多くの山々に囲まれ、積雪が多く寒暖差が大きい秋田県。豊かな自然と清らかな水のおかげで、たくさんの良質な農作物が生まれています。山菜もその中の1つです。山菜王国と呼ばれ、多くの天然の山菜を提供をしている秋田県。秋田県には、天然の山菜やきのこの収穫や出荷を手掛ける県内の「集落ネットワーク」組織が存在します。この組織が、法人化へと動き出します。これまでは県が窓口になって注文を取りまとめ、品目や出荷量に合わせて各集落に発注していた。県から独立することで、商品開発や販売の自由度を高めるのが狙い。本年度中に法人を設立して参加集落を募り、2018年度に全業務を移管する予定だ。□出典:河北新報現在は、9市町村の14集落が参加し、「あきた元気ムラの山菜・きのこ」というブランド名で首都圏に展開中。秋田県人にとって、山菜は日常の中にあります。暇があれば山まで行って山菜を採り、代々受け継がれた味付けで、旬の天然山菜を楽しんでいます。それは、大きな資産です。その資産を活かし、秋田県は山菜ビジネスを組織化し、商品開発や販売促進を