高齢化率日本一の秋田で日本版CCRC

高齢化率日本一の秋田で日本版CCRC

高橋慶彦 2017年2月1日 秋田県 東京圏から地方へ高齢者の移住高齢者を地方に移住させる。政府はこの構想を進めるべく、アメリカで広がる「CCRC:Continuing Care Retirement Community(継続的なケアを受けられる高齢者の地域共同体)」の日本版を地方につくろうとしている。地方創生の一環として、大きなおカネも動く事業に対し、地方はどのように取り組むべきなのだろうか。秋田県の高齢化率(総人口に占める満65歳以上の方の割合)は、平成28年7月1日時点で34.6%。これは、全国一の高齢化率となっている。そんな秋田県でも、日本版CCRCを実現するべく、地銀が高齢者移住拠点をつくろうとしている。北都銀行と同行系の秋田不動産サービス(秋田市)は31日、秋田市中心部に整備する高齢者が移住先で自立して暮らす「CCRC」拠点について、住居部分は70戸で2020年10月に完成すると発表した。□出典:日本経済新聞首都圏の秋田出身の富裕層に戻って来てもらうことを目指し、医療・介護に関するサービスを充実させるだけでなく、生活資金融資や資産運用などの金融サービ