インバウンド×秋田の農家民宿、人と人が繋がる観光モデル

インバウンド×秋田の農家民宿、人と人が繋がる観光モデル

高橋慶彦 2017年1月6日 秋田県 成長する、インバウンド2016年の訪日観光客数は、1月から10月の累計が前年比23.3%となり、初めて2000万人を突破しました。地方でも、インバウンドを誘客しようと様々な取り組みが行われています。日本一深い湖である田沢湖や武家屋敷が残る角館など、自然と歴史の魅力で溢れる秋田県仙北市。そこは、秋田県で「農家民宿」が最も多い場所です。ペンションを含め市内に33軒ある農家民宿の宿泊者は例年1万人前後。このうち、2016年は初めて外国人が1000人を超えた。□出典:河北新報オンラインニュース農家民宿を活用し、日本の伝統的な暮らしを体験する外国人が増えているのです。そのきっかけは、仙北市が特に力を入れている台湾の高校の教育旅行誘致。外務省の青少年交流事業の受け入れから、最近では台湾やカンボジアなど、アジア各国の高校生・大学生を中心に200人前後が毎年訪れています。