10〜20代の新しい働き方、就職とも「いきなり起業」とも違う道−秋田

10〜20代の新しい働き方、就職とも「いきなり起業」とも違う道−秋田

MACHI LOG-秋田 2016年9月14日 秋田県 地域のために挑戦できる土壌をつくる。「自分の故郷や大切に想う地域のために、自分のできることで貢献したい。」と考えている若者が、いざ何かしようとした時、どのような選択肢があるでしょうか?起業は、選択肢の1つです。しかし、新しい事業を起こすことには様々なリスクや不安が伴います。そして、そのリスクや不安に立ち向かうことは、容易なことではありません。より多くの人が地域のために挑戦できる土壌をつくろうと、秋田県で新しい取り組みが始まろうとしています。秋田県主催で、「農耕型スタートアップ」という考え方に基づいた、おこめつ部というプロジェクトが始動しました。「農耕型」と言っても、農業を行うわけではありません。運営メンバーの1人である秋元悠史さんにお話を伺いました。− 農耕型スタートアップとは何ですか?既存のインキュベーションプログラムは、優れた人材とプランに投資し、1つでも2つでも当たればOKという多産多死が前提となっている「狩猟型」だと考えています。「狩猟型」は起業意欲がすでに高いことが前提です。それに対して、「農耕型