大学を卒業後、上京したものの、いつかは地元に戻って働きたい、と考えていた黒沢惟人さん。2011年3月の震災をきっかけに、右腕として地元の岩手に戻り、復興支援の活動を始めました。「自分のように、地元にUターンする若い人が増えれば…」と話す黒沢さん。―支援員として様々な仕事をされる中で、やったからこそこういうことが分かったとか、誰かに共有してみたいこと、抽象的な話でもかまいません、何か共有したいことがあればぜひ教えていただきたいです。 佐々木: そうですね。私の場合は今まで人と関わることが少なかったんです