「人のために何かする人」が、1人でもいれば

「人のために何かする人」が、1人でもいれば

破棄される1000頭ものシカの肉を全て回収し、救援物資にできないか。地元の日本製紙(株)を定年退職し、狩猟を趣味としてきた三浦信昭さん。被災地・石巻で、シカ肉を加工販売しており、木の屋石巻水産さんに依頼して缶詰も製造している。「人に喜んでもらえさえすればいい」という想いについて伺いました。【丸信ワイルドミート・三浦信昭】―シカ肉を販売しようと思った経緯を教えてください。牡鹿半島は、シカがいっぱいいるんだよ。年間1000頭くらいとれるっていうから。しかも持って帰らないで、そのまま捨てちゃう部分もいっぱいある