南三陸町にて“西の明石、東の志津川”とも言われる名物のタコを復興のシンボルにした文鎮「オクトパス君」を皮切りに雇用をつくり出すYES工房の立ち上げプロジェクトがある。公務員でありながら、仲間と共に活動に取り組んでいるという阿部忠義さんにお話を伺った。【南三陸復興アトリエプロジェクト・阿部忠義】―このプロジェクトを始めようと思ったきっかけは。阿部:震災から数か月経過してそれぞれの生活が気になってくるわけですよね。たとえば、仮設住宅に住む事で自活していかなきゃいけない。すると、今一番求められているのは雇用の場