震災はチャンス?海士町で学んだまちづくりを実践

震災はチャンス?海士町で学んだまちづくりを実践

仙台から30km弱南下すると、亘理町(わたりちょう)といういちごの産地として有名な町がある。この町で、現地のボランティアセンターと連携し、都市からのボランティアを地元の宿泊施設に誘致している「ふらっとーほく」というプロジェクトがある。亘理町のファンを一人でも多く増やし、ボランティア経験者が地域と関わり続けるための仕組みを構築しようとしているという、リーダーの(株)巡の環の松島宏佑さんにお話を伺った。―震災当時はどうされていたんですか。僕の実家は、宮城県白石市という内陸にあります。津波の被害はなかったのです