山形県
ヤマガタ未来Lab.
高橋慶彦 2017年1月20日 山形県 健康づくりは重要な地域課題地域で暮らす人々の幸福度を考える上で、個々が健康であるかどうかは重要なポイントになる。健康でない割合が増えれば、その個人だけでなく、周囲にも肉体的・精神的・経済的な負担がかかることになる。山形県は、「健康長寿日本一の実現」に向けて動き出した。脳血管疾患による死亡率が全国ワースト3位の山形県。そんな山形県が、花王、日本肥満症予防協会と連携協定を結び、健康長寿日本一の実現を目指すことを発表した。生活習慣病の原因とされる肥満症の中でも内臓脂肪型肥満に着目。県民が内臓脂肪を測定できる機会をつくるほか、肥満症予防を訴えるセミナーなどを通じて、県民が健康増進に向けて動くきっかけづくりに取り組む。□出典:日本経済新聞地域と外部の大手企業や団体とが連携し、地域課題を解決する流れが広がっている。企業は、様々な形でCSR活動を行なっているが、今回のように固有の地域課題を解決するためのアクションは、これからますます増えていくだろう。地方創生において重要なことは、地域の課題と徹底的に向き合うことだ。