”秘伝のもやし”で町おこし!青森県大鰐町で受け継がれる「大鰐温泉もやし」を守れ

”秘伝のもやし”で町おこし!青森県大鰐町で受け継がれる「大鰐温泉もやし」を守れ

青森県津軽地方にある、秋田県との境に面した大鰐町(おおわにまち)は、鎌倉時代から続く歴史のある温泉保養地で、江戸時代には弘前藩の湯治場として歴代藩主も訪れていた由緒ある温泉街です。また、1922年にはスキー場が作られ、全日本スキー連盟の発祥の地でもあります。そんな大鰐町が、2009年に財政健全化団体に指定されるという事態が襲います。危機的状況の中で町民達は立ち上がり町の再生に乗り出しました。町再生の象徴となるのが「大鰐温泉もやし」。一子相伝で350年に渡り受け継がれてきた伝統的なもやしです。大鰐町ではこの「大鰐温泉もやし」をさらに日本中、そして世界中へと広めていくためのプロジェクトにかかわる地域おこし協力隊を募集しています。大鰐町の再生の過程から「大鰐温泉もやし」の歴史と魅力に迫りました。