経営者が山伏修行から学べる3つのこと−山形

経営者が山伏修行から学べる3つのこと−山形

MACHI LOG編集部 2016年10月15日 山形県 古来から続く、山岳信仰に学ぶ。日本の国土面積の多くを占める、山地。古来より日本人は、山岳そのものを神と考えたり、山岳を神々がいらっしゃる場所として崇めたりしてきました。自然の神々から与えられる清らかさ、仏教における慈悲深さ、その両方をもって魂を鍛え続ける人々がいます。山伏・修験者と呼ばれる方々です。東北の山形には、日本三大修験山の1つに数えられる「出羽三山」があります。「月山・羽黒山・湯殿山」の総称で、山岳信仰の聖地と言われる場所です。その歴史は、1400年。出羽三山は、祖霊の鎮まる“精霊のお山”、人々の生業を司る「山の神」「田の神」「海の神」の宿る“神々の峰”にして、五穀豊穣、大漁満足、人民息災、万民快楽(けらく)、等々を祈願する“聖地”であった。 加えて「羽黒派古修験道」の“根本道場”として、「凝死体験(ぎしたけいん)・蘇り(よみがえり)」をはたす山でもある。 すなわち、羽黒山では現世利益を、月山で死後の体験をして、湯殿山で新しい生命(いのち)をいただいて生まれ変わる、という類いまれな「三関三度(さん