１０月に入り、朝晩の気温がグッと低くなりました。そこで、私が思うことはただ一つ。「そうだ、八甲田に行こう」 青森の紅葉に出会うためには、まず山から。トレッキングシューズを新調して臨んだのは八甲田ゴードラインです。 山麓駅から八甲田ロープウェイに乗りこみます。 約10分後、山頂公園駅に着きました。気温は山麓より5℃くらい低く、急に寒く感じられます。山腹や山麓はまだ青々としていて、紅葉はもうちょっと先ですね。それにしても、山頂の空気のおいしいこと。これだけで「来て良かった」と思えるくらいです。 さて、はやる心を抑えるように一歩一歩大地を踏みしめながら歩くと、アオモリトドマツやハイマツが姿を現しました。 紅葉はまだかな、まだかなと歩いていると・・・ジャジャーン！ついに姿を現したのは田茂萢（たもやち）。萢とは谷地と同じく、湿原を表す言葉だそうです。夏の青々とした景色も好きですが、これはこれで風情があります。さらに、歩を進めると・・・左から、赤倉岳、井戸岳、大岳の三山をバックにした紅葉は見ごたえがあります。また、上だけでなく、足元にも目をこらすとシダやコケを愛でることができます。 今回訪れた八甲田ゴードラインは八甲田山