「地域の人口が減りすぎてヤバい!」という危機感は、地域に良くしてもらったからこそ生まれてくる感情。


			  「地域の人口が減りすぎてヤバい!」という危機感は、地域に良くしてもらったからこそ生まれてくる感情。

ども、田口(@tagu_h1114_18)です。先日、とある集まりの中で、「人口減少とか少子高齢化に対し、危機感を持っている若い人が地域に少ないんだよなぁ~…」という会話を耳にしました。僕はこれ、地域の若者に対する危機感の押売りだと思うんですよね。「人口が減って、高齢者が増えていく。こんな今だからこそ、地域を盛り上げよう!」という社会的意義むき出しの論調は、誰もが賛同してくれる美しい言葉に聞こえるけれど、なんだか行動する気になれない…。危機感を煽られても楽しくないし、危機感の押売りだなって思う。市場化が進み、多くのムラ社会が崩壊しつつある一方で、自分の好きな場所で、好きな人と時間を過ごせるようになった。メンドくさいことが多いムラ社会の中に留まる必要もなくなった。たとえムラ社会に住んでいたとしても、勤め先は街場だし、休みの日も家でゴロゴロしたり、街場で友達と遊ぶほうが楽しいという若者もいるのもごく自然なことだと思う。そんな時代背景で育った若者に対して「人が減っているから地域のために協力してくれ!」と言うのは少し無理がある。そうじゃなく、地域に対して強い恩を感じるからこそ、「地域がヤバイから何とかしなきゃ…」とい