多様さの中で写真を楽しむ――栗駒写真倶楽部駒美会

多様さの中で写真を楽しむ――栗駒写真倶楽部駒美会

栗駒写真倶楽部駒美会(以下駒美会)は、宮城県栗原市の栗駒・鴬沢地区の写真愛好団体です。今回は栗駒にある「たいむCafe」さんの一角をお借りして、会長である今野信夫さんと、会計の土井祐之さん、菅原亨さんに、駒美会についてのお話を伺ってきました。「駒美会」の歴史は昭和46年、今からおよそ半世紀近く、45年前にさかのぼります。 記録として残っているのはそこまでですが、実際はもっと前から活動していたようです。「昭和46年より以前の正確な記録は残っていません」とのことでした。会の名称である「駒美会」は、栗駒山の「駒姿」と呼ばれる残雪に由来しています。駒美会には現在、17名の会員が所属し、活動を行っています。 最近では少しずつ、若い会員の方が増えているそうです。駒美会には、何十年も写真を撮り続けているベテランから、最近写真を始めたばかりの初心者の方まで、年齢も経験も幅広い層が所属しています。撮影する写真のジャンルも、山、人物、祭り、撮り鉄など、会員により様々です。 「撮影するテーマを決め、そこに集中して取り組む」という方々もいるそうですが、駒美会では「会員それぞれのライフワークの中で、好きな写真を撮る」という方針のもと、