過疎地の課題を解決するのは社会的弱者のチカラ!経営力ある右腕人材と描く未来〜ローカルベンチャー起業家特集vol.4

過疎地の課題を解決するのは社会的弱者のチカラ!経営力ある右腕人材と描く未来〜ローカルベンチャー起業家特集vol.4

塩竈神社近くの中心部商店街に構えた店舗から、オレンジ色のジャンパーを着たスタッフたちが、元気よくテキパキとお客様の元に出向く姿が見える。宮城県塩釜市を拠点に高齢者向けの宅食事業を中心とした「愛さんさんプロジェクト」を展開する愛さんさん宅食(株)代表取締役の小尾勝吉さんに、事業を開始してから約3年間の振り返りと今後の事業展開、そして未来のビジョンを伺いました。●愛さんさん宅食の右腕募集要項 http://michinokushigoto.jp/project/9037—愛さんさん宅食がどんな事業を行っているか教えてください。私たちは、被災沿岸部の社会的な課題である介護従事者不足、在宅介護などの解決のために、「宅食サービス」と「障がい者就労支援」を通じて事業として継続的に貢献する仕組みを創っています。 従業員さんには、障がいを持つ方やシングルマザーの方を積極的に採用し、「食」と「職」を通じた経済的自立支援を展開しているところです。これからは「訪問介護事業」や「家事代行業」にも取り組んでいく予定です。—2013年4月から事業を開始して約3年。振り返るとどんな期間でしたか。あっという間で様々な苦労がありましたね。この