インバウンド観光は大都市圏と北海道に集中、 四国・山陰・東北は出遅れ

インバウンド観光は大都市圏と北海道に集中、 四国・山陰・東北は出遅れ

インバウンド観光が近年爆発的な伸びを見せています。2014年には1959年以来55年ぶりに日本の旅行収支が黒字となりました。しかし、観光庁による都道府県別の訪問率をみると訪日外国人は、首都圏、関西、福岡など大都市圏と北海道に集中し、四国・山陰・東北とは大きな差がついています。2010年からの4年間の伸び率は、日本全体で72%。しかし、東北はこの4年間で20%のマイナス。しかも全国の外国人延べ宿泊数に占める東北の割合は僅か0.9%に過ぎません。(出展:観光庁、日本政府観光局)しかし、そうした地方にこそ日本ならではの観光資源が埋もれています。2月27日(土)に開催する「ローカル・イノベーターズ・フォーラム2016」では、インバウンド観光客増加に取り組む南三陸町や、石巻市、長崎県平戸島から実践者が参加し、観光戦略について議論します。2月27日(土) 15:55~17:25「ローカル・イノベーション戦略会議(秋葉原コンベンションホール5F)」◆「インバウンド観光」~世界に開かれた地域にするための戦略とは?海外からの観光客数が年間2,000万人に迫る勢いだ。新たな地域の可能性として、インバウンド観光への取り組みが各地で