米川の水かぶり「国指定重要無形民族文化財」

米川の水かぶり「国指定重要無形民族文化財」

国指定重要無形民族文化財にも指定される米川の水かぶりが、開催されます。 宮城県登米市東和町五日町地区に古くから伝わる火伏せの行事で 毎年2月初午の厳寒期に行われる冬の祭りです。 水かぶり姿の男たちは、わらで作った「しめなわ」を巻き「あたま」と「わっか」を頭から被り、 足にはわらじの水かぶり装束に身をつつみます。 顔には、竈のススを塗ることで、神様の使いに化身するといわれます。 地区内を巡り歩き、手桶に用意された水を家々に豪快に掛けながら地区内を周り火伏せを祈願します。 人々は男達から藁を抜き取り、家の屋根等に上げて火伏せのお守りにします。特別催事として正午より法輪山大慈寺を会場として開催する「来訪神行事・東北寒ット(サミット)」では 男鹿のナマハゲ、遊佐のアマハゲの皆様も参加予定となっております。 伝統ある重要無形民俗文化財の共演をぜひこの機会にご覧ください。