聞き書き:鶴岡には何もない。だから大鳥に住んでいる。


              聞き書き:鶴岡には何もない。だから大鳥に住んでいる。

冬の大鳥ども、田口(@tagu_h1114_18)です。先日、僕の暮らしている旧朝日村、大鳥にて地元のおじいちゃんに聞き書きをしたのですが、内容がとってもオモシロかったので書き残しておきます。80をこえたおじいちゃんの話。「でも考えてみっとや。何にもねぇんだ、鶴岡さいってもや。山菜もねえんだし、田もねぇ畑もねぇんだし。あれ、何もおもしっくねぇんだ。んでいかねぇでここ(大鳥)さ住んでるんや。それだけだんや。」心をグググッと掴まれるようなお話で、聞きながらニヤニヤしてしまいました。聞き書きを記事にするのは初めてなので編集がへたっぴだし、話題が飛び飛び。聞き書きというよりもはや乱文…。ご容赦ください。※庄内弁のままで書き残しました。言葉がわからない人は雰囲気でお楽しみください。茅屋根や。みんな自分で葺き替えした。茅をとってくるところから。その後段々に杉皮に変わった。杉の皮はいいんだよな。濡れねえんだ。木から6尺くらいにベロッと剥いで。木の細い釘を打って。いい話だろ?全然金かかってねぇわけやの。笑ほれ、カヤの場合は山においているんだし。瓦になって、そのあとトタンになった。瓦でも雪降ろす方法あっけど、トタンにはかなわね