【食体験】味噌のすましで南郷そば料理を味わう

 【食体験】味噌のすましで南郷そば料理を味わう

八戸市南郷地区はヤマセと呼ばれる冷涼な気候と丘陵地のため、お米の栽培が難しく、蕎麦の栽培が盛んでした。 普段の暮らしのなかでは、蕎麦はお店で食べるちょっと高価な食べ物ですが、 南郷区では新そばの秋から冬にかけて、おばあちゃんが囲炉裏の側で蕎麦料理をつくり、毎日の食卓にならんだそうです。 小さい頃は、「おやつも蕎麦でできていて、お蕎麦を見るのが嫌になるくらい毎日食べたわ」と笑ってお話をされる方もいらっしゃいます。 当時はそばつゆは醤油ではなく、すましとよばれる垂れ味噌で蕎