世界遺産登録候補地 白鳥舘遺跡

世界遺産登録候補地 白鳥舘遺跡

白鳥舘遺跡(しろとりたていせき)は、JR前沢駅の南東約3キロメートル、北上川と白鳥川が合流する付近にあります。遺跡は北上川に半島状に突き出た丘陵です。 この遺跡は、平安時代末期の豪族である安倍頼時(あべのよりとき)の八男、白鳥八郎則任(しろとりはちろうのりとう)あるいは行任(ゆきとう)の城といわれ、安倍氏が前九年合戦(1051~62)で源頼義(みなもとのよりよし)・義家(よしいえ)父子に敗れて滅亡した後、室町時代末期には白鳥氏が居城したと伝えられています。