帆風美術館は、創業者であり取締役会長でもある、犬養俊輔の「企業の最終目標は社会貢献である」という理念にもとづき、長年お世話になった青森県八戸市への地域貢献として設立されました。当美術館は江戸期の日本画を主としますが、コレクションを持ちません。株式会社帆風が長年培ったカラーマネジメント技術を、美術の領域で利用した「デジタル光筆画」という技法によってつくられた作品を展示する、複製画専門の美術館です。当館では、明るい照明の下間近に、画帖や絵巻物を実際に触れるといった展示スタイルで、全国に点在する名品をユニークな