餡の中身はじゃがいも!?人気なのに、季節限定でしか買えない特産品「ポテトまんじゅう」

餡の中身はじゃがいも!?人気なのに、季節限定でしか買えない特産品「ポテトまんじゅう」

福島県でまんじゅうと言えば「薄皮饅頭」。 しかし、「甘いものが苦手」という方は、まんじゅうを口にする機会が少ないはず。 そんな甘いものが苦手な方でも美味しく食べれるまんじゅうが福島県にはあります! 今回は、西白河郡にある西郷村名物の「ポテトまんじゅう」をご紹介します! 知事賞を受賞!西郷村の特産品「ポテトまんじゅう」 ポテトまんじゅうとは、西郷村特産のじゃがいも「馬鈴薯」に、しぼりたての高原牛乳とチーズ、バターを加えて練り合わせたポテト餡を、皮に包んで蒸し上げたもの。 誕生は平成元年12月。当時、米消費拡大運動の一貫で料理コンクールがあり、そこに西郷村在住の横川さんが「ポテトまんじゅう」を出品したところ、見事知事賞を受賞。 その後商品化を熱望する声があがり、試作を重ね、白河高原牧場のBBQコーナーにて販売を開始しました。ポテトまんじゅうの製造に従事しているのは、農村のお母さんたちが中心となる改善グループ(現・西郷村川谷生活研究グループ)。地産地消、直売所が増えたことも追い風となり、ポテトまんじゅうは人の目に触れる機会が増えていきました。 ▲ポテトまんじゅうの加工場。発案者の横川さんは、今年で85歳。