饅頭の天ぷら!?福島の食文化から見る県民性

饅頭の天ぷら!?福島の食文化から見る県民性

福島県の会津地方に伝わる食べ物の一つに「まんじゅうの天ぷら」というものがあります。文字通り、まんじゅうを天ぷらにしたものなのですが、福島県民であっても会津地方以外の人は知らないことも多い食べ物です。

揚げまんじゅうじゃないの?

全国的に見た場合、天ぷらまんじゅうという食べ物自体は中々見ることが無いのですが、「揚げまんじゅう」は全国各地に存在しています。東京では老舗の揚げまんじゅう屋さんがありますし、他の地域でも古くから食べられているものです。
ただ、揚げまんじゅうと天ぷらまんじゅうではそもそもの仕上がりが違うので、同じようなものだと思っていると衝撃を受けます。

県民性

福島県の県民性を考えてみても、独特の地域分割が出来ることからいくつかのタイプに分けられると言われています。海沿い(浜通り)・平地(中通り)・山沿い(会津)では気象条件なども全く違ってくるため、それこそ全く違った文化が成り立ってきたと言っても良いほどです。その為、地域ごとに特徴のある県民性が生まれてきたのだと考えることが出来ます。

食文化

食文化という意味で言えば、福島県は「夏は暑く冬は寒い」という状況になっています。特に会津は冬季には雪が多い地域としても知られているため、「食材を保存する手段、再利用する手段」として天ぷらまんじゅうが食べられるようになったのではないかと考えられます。あんこはある程度保存がきく食べ物ですが、周りの皮はあまり日持ちしないので火を通すことで保存性を良くしたり、安全に食べられるようになるという目的がありそうです。