いわきの粘土に惚れ込んで移住。「常磐白水焼」をただ独り作る“名人”

いわきの粘土に惚れ込んで移住。「常磐白水焼」をただ独り作る“名人”

いわき市南部の田人町地区、国道289号沿いに「唯芳窯」という陶芸工房を構える山崎淳司(やまざき・あつし)さんは、7年前、たまたま訪れたいわき・白水の地で粘土に出会い、粘土に惚れ込んで移住までしてしまったという陶芸職人。内から輝き出すような青紫をたたえた「常磐焼」は、山崎さんが試行錯誤を重ねてようやく見つけ出した、「純いわき産」の焼物だ。