旧有路家(封人の家)

旧有路家(封人の家)

芭蕉の「奥の細道行脚の折、山形県にて最初に投宿した家として有名。「封人の家」の名で知られるが、「封人の家」とは国境を守る人の家のこと。当時は役屋という村役場の性格をもち、宿場や伝馬の機能をもそなえた国境の大庄屋だった。この建物は、昭和48年に解体復元されたものではあるが、寄棟氏家の典型ともいわれ、本県東北部に見られる広間型民家の代表的なものともいわれる。