白水阿弥陀堂

白水阿弥陀堂

阿弥陀堂は、福島県唯一の国宝建造物で、藤原基衡の娘・徳姫(岩城則道の妻)が郷里の平泉にある金色堂にならって建立したと伝えられる。両親の影響を受け、平泉の毛越寺と観自在王院の園池に習った浄土庭園は、平安時代の面影を残して貴重である。池中の石組、玉石敷きの洲浜、中島に架けられた橋の朱塗り欄干など、当時の貴族の生活を彷彿とさせる。