山腹の崖地に建つ社殿は半分を岩山に懸けるようにして造られているため、「懸造り」と呼ばれ、ほぼ方一間の入母屋造の建造物です。土台の三隅は、自然石に架けられていて、社殿への出入りには床下をくぐります。県内には仏堂建築の懸造りは見られますが、神社建築でのこの規模の懸造りは他に例がなく、大変貴重なものです。磯前神社社殿は市指定有形文化財に指定されています。
指定なし
東北物語