白河の関から国見を結ぶ「奥の細道」428kmの中の峠の一つ。 十三仏は平安の末期に地獄・極楽の浄土信仰による追善供養が流行し、この辺りでも行われ、峠の周辺に十三の墳丘が点在する所からこの地名がついた。 峠の中程に大きな岩石があり、馬頭観音、庚申塔、出羽三山の石塔と芭蕉の句碑が並んでいる。 松尾芭蕉の句「西か東か 先づ早苗にも 風の音」。
指定なし
東北物語