隠津島神社三重塔

隠津島神社三重塔

昭和30年福島県の重要文化財に指定されたこの三重塔は、室町時代の文明4年(1472年)に建立されました。天正年間伊達政宗の兵火によって全山炎上した際、この三重塔だけが残りました。 延宝2年(1674年)二本松藩主丹羽重公により修復されましたが、明治35年の大暴風雨により第1層を残して倒壊しました。これを大修理したものが現存しています。 福島県内遺存の塔は少なく、会津高田町「法用寺」、いわき市「高蔵寺」と当社の三基のみとなっています。