盛岡藩の東の鎮山とされた早池峰山の祈願所として、岳妙泉寺が整備されました。慶長15年(1610)から3年をかけて、岳妙泉寺の奥宮として造営されたのが新山堂(現・早池峰神社)です。慶長以後2度ほど修復されましたが、内陣柱を中心とした軸組や、軒回りの彫刻・装飾などにも慶長期の堅実な手法が残されています。
指定なし
東北物語