安永年間、白石城下白石本郷における家中屋敷数は、18ケ所の侍町に397軒あった。現在、旧後小路の地域に家中屋敷の家並みが比較的よく残っている。ほぼ東西を走る小路の南側を水路が走り、北側に土塀が連なる。水際には庭樹が家屋を覆い、俗塵を離れた清閑なたたずまいを見せており、そのうち一軒が解体修理を受けて(旧小関家)一般に公開されている。
指定なし
東北物語