川崎街道に出没していた化物を梁川庄八という武士がある夜軌り落とした。翌朝、村人が行ってみると血が点々と続いている傍にべっとりと血を浴び、よく見ると右肩が一刀のもとに軌られたように削げている地蔵様がぽつんと立っていたという。以後、化物は姿を現わさなくなり、いつしかこの地蔵様を“袈裟懸け地蔵”といわれるようになったという。テレホン法話は0224-84-2323。
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東北物語