脇本城跡

脇本城跡

16世紀頃、安東愛李(ちかすえ)が築いたものと言われ、東北で最大級の城跡と言われております。安土桃山時代の天正5年(1575年)大きな海運勢力を誇った安東一族(後の秋田氏)の安東愛李が既存の城を大規模に修築した平山城となっています。城域には西に2.5km・東に1.5kmの広大なものであったと思われていますが、文化7年(1810年)の大地震で南端450~700mにわたって海中に沈んだと伝われています。城内に今もなお、一族・家臣の居宅・井戸・土塁の跡地が残されています。