宣教師シングレーの在任中,米国フィラデルフィア市に当時本部のあったジャーマン・リフォームド・チャーチ教団の資金で大正9年に建設された。 設計者,施工者は現時点で不明であるが,この種のキリスト教団関係の建物の通例や現存する建物の間取り,構造等の構成から,教団本部の計画指示による設計ではないかと推測する。施工は,地元の職人によるものと考えられるがこれも推測の域を出ない。 建物の主体構造は,煉瓦1.5枚積組積造と床,小屋組,窓廻りは木構造を併用している。 建物妻手の煉瓦積棟は棟高まで達している。 現存す