珊瑚橋

珊瑚橋

北上市内から展勝地に向かう旧国道107号線の途中、北上川に架かる橋が珊瑚橋(橋長253.8m、幅員5.5m)です。 この橋は明治41年、立花村(当時)の高舘徳次郎が私財を投じて造りあげ、有料で通行することができました。 当初は木製だったため、完成の翌年に洪水で流失するなど、たびたび流失、架け替えを繰り返し、昭和8年に現在のようなゲルバー橋に架け替えられました。 東京の両国橋や大阪の天満橋と同じ構造であり、夜間照明もあることから、当時は県1・2の名橋と言われました。