サトウハチローは、1903年、東京生まれ。童話集『叱られ坊主』で文部大臣賞を受賞しました。父は弘前、母は仙台の出身で「ボクの血の中には東北のものが流れているから、田舎の詩を書くのに何の苦労もしない」と言っていました。童謡「うれしいひなまつり」や「かわいいかくれんぼ」、流行歌「リンゴの歌」などの作詞のほか、生涯の作品は約2万編にものぼると言われます。著書やレコード・遺品を通して、作品世界に溢れ出る温かな人柄と、奔放な生き方に迫ります。
指定なし
東北物語