世嬉の一酒の民俗文化博物館

世嬉の一酒の民俗文化博物館

一関地方は古くから奥羽・北上両山脈より湧き出づる豊かな水と稲作とに恵まれている。この恵まれた環境の中で,世嬉の一酒造は大正8年に創立された。博物館となっている土蔵は創業当時,仕込み蔵として建設したもので,日本古来の土蔵造りに,欧米から技術導入された“トラス組”の小屋組を取り入れ,土蔵としては東北一の規模を誇っている。館内には,酒造りの工程にしたがって酒造り用具を展示している。