幕末に12~13カ所あった湧水は、以後生活用水として使われてきたが、水量の減少で現在紙漉町郵便局隣の湧水が有名。水槽が4つに仕切られ、水の流れる順に飲用、米磨ぎ、食器洗い、洗濯と使い方のルールが決まっている。水量多く無色無臭の軟水で、細菌も検出されていない。岩木川を水源にした弘前市の水道水もおいしいと評判だが、年配の人は昔から馴染んだ湧水をお茶用等として汲みにくる。日本名水百選に選ばれている。
指定なし
東北物語