福島県猪苗代町出身の細菌学者。3度ノーベル医学賞候補になった。世界的な医学者野口英世の遺徳偉業を顕彰するために創立されたもので、会津磐梯山を背にし猪苗代湖北岸に近い景勝の地にある。館内には胸像、身の廻り品や書籍などの遺品をはじめ、参考品の数々が陳列されている。また、会館隣には「野口英世生家」が、当時の姿のまま保存されている。会津地方独特の建築様式による生家内には、博士の生涯を左右した左手火傷をうけた「いろり」や、少年清作が上京の折、「志を得ざれば再び此の地を踏まず」と、その決意を力強く刻みつけた床柱なども