大崎市岩出山の「しの竹細工」の始まりは,享保年間(1720年)岩出山城第4代城主村泰公が京都から職人を呼び,藩士の手仕事として奨励したのが始まりと言われています。以来300年以上の伝統を受け継ぐ工芸品です。岩出山しの竹細工の大きな特徴は竹の皮だけを使い,表皮を内側にして編むことで指先に優しく水切れを良くするなど機能的に優れており,今日まで広く愛用されています。近年,伝統を次の世代に継承しようと竹細工に新しい息吹を吹き込みました。姉妹都市北海道当別町で作られるスウェーデンガラス製品と融合させた工芸品を開発し