シンポジウム『災害の歴史から今後の防災を考える―地中に残された災害の履歴―』

シンポジウム『災害の歴史から今後の防災を考える―地中に残された災害の履歴―』

震災から2年。被災した地域では、詳細な津波シミュレーションを踏まえた防潮堤の整備や住宅の高台移転など新たなまちづくりが進められています。そこで、土地や地中に残された災害痕跡や過去の土地利用の変遷などを明らかにすることは、将来に向けた防災の観点からも重要な意味を持ちます。東松島市内を中心に縄文時代から現代にいたる津波や洪水の痕跡から過去の災害を読み、災害の歴史を教訓として、記録や記憶に留め、今後の備えとしたいと思います。