三陸復興国立公園指定記念「道―そして、希望の朝」

三陸復興国立公園指定記念「道―そして、希望の朝」

種差海岸は、リアス式の造形美をみせる三陸海岸最北に位置します。岩と広大な芝生、海岸に高山植物が群れ咲く特異な風景で、古来より名勝地として愛されてきました。東日本大震災では、八戸の沿岸部も大きな被害を受けました。目に見える被害だけではなく、心の深部に負ったものからの復興は、今後も長い道のりとなるでしょう。本展では、種差海岸が三陸復興国立公園の景勝地として指定されるのを記念し、美術を通じて心の復興への道、一人一人の鎮魂と希望の道を探す機会とするものです。主な出品作/東山魁夷《道》、加藤栄三《空》、千住博《フラ