明治末期の文人、大町桂月は「山は富士、湖は十和田湖、歩けや奥入瀬の三里半」と言った。その大町桂月は蕪島とウミネコを見て「天下の美観」と言い、その桂月の言った「天下の美観」に驚いた画家がいた。鳥瞰図制作・吉田初三郎。吉田初三郎が種差海岸を訪れ、「全国各地の名勝地を見てきたが、今までにこんな絶景は見たことがない。おそらく八景の室戸や海混合にまさる景勝地で、私は種差をして日本一の海の名勝として折り紙をつける」と言ったという。その日本一の名勝を、地元ガイドがご案内いたします。
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東北物語