八戸えんぶり

八戸えんぶり

八戸地方に春を呼ぶ伝統行事で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。その年の豊作を祈願する祭りで、高さ60センチほどの烏帽子をかぶった太夫(たゆう)と呼ばれる舞い手たちが、米づくりをする様子を勇ましく、祈りを込めて舞います。その舞は、頭を大きく振り、地面を摺るように舞うことから「摺る」と呼ばれます。合間には子供たちによる大黒舞や恵比寿舞などかわいらしい祝福芸もあり、観客を喜ばせます。