市町村:弘前市 津軽地方には漆の自然林が豊かで、縄文時代の出土品からも漆を使った土器がみつかっています。津軽塗の別称でもある「唐塗」の技法は、普段使用している漆盤があまりにも漆が付着しすぎたので清掃するつもりで研いでいるうちに、長年の間塗り重ねられた紅・青・緑の彩漆が雲状に浮かび上がり類稀な美しい紋様であったため、これをヒントにして研究を重ね現在の津軽塗の手法が完成したのです。色漆を塗ったり研いだりの繰り返しを仕上げまで40数回の工程と2ヶ月余の日数を費やして作られる馬鹿丁寧
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