2018.02.27(火) NEW✾つつこ引き祭り✾

2018.02.27(火) NEW✾つつこ引き祭り✾

毎年行われている“つつこ引き祭り”の時期となりました。この「つつこ引き祭り」は遡ること江戸時代中期、享保年間に大飢饉があり、当時の領主が厳島神社の境内に民衆を集め、種もみを分け与えたところ、翌年大豊作となり領主に感謝し、神前に初穂を捧げ豊作を祝ったということです。「つつこ引き」は、毎年続けられていきましたが、ある年『中止』にしたところ悪病が流行し、再び無病息災を祈る神事として盛んになったと言われています。現在は、毎年3月第1日曜日に身を清めた下帯姿の若集が寒風の中、「商売繁盛・五穀豊穣・無病息災」を祈る勇壮な祭りとして、市の無形民俗文化財に指定されています。祭りに使用する大つつこは、祭りの前日に1日がかりで作られます。直径1.5メートル、長さ約3メートル、重さ約800キログラムの大俵は、太縄5本で3ヶ所が固く結ばれています。このつつこの中にはおふかしが詰められて、激しく引きあううちにお餅になります。厳島神社の境内でつつこが解体され、中のお餅が配られます。このお餅を食べると一年健康で過ごせ、つつこの藁は、持ち帰ると縁起がよいと言われています。今年も『つつこ』の引手を募集しています。参加を希望の方は、事前に「つつ