市町村:青森市
手に取って読みたいと思う本に装丁の美しい本があります。鮮やかな表紙、カバー、挿絵は読み手の心を躍らせます。そんな「本の装い」と「文学」に焦点を当てた展示です。本展では、青森県出身の版画家たち(棟方志功、関野凖一郎、佐藤米次郎、蘭繁之)が携わった装丁本や挿絵を展示します。また、「修羅の画家」と呼ばれた阿部合成および「青の画家」と称される佐野ぬいの表紙絵原画と装丁本、美術家でありながら文筆家でもあった村上善男の装丁本を展示します。装丁に込められた装丁者の想いや、著者とのエピソードについてもご紹介いたします。