没後80年・菊谷栄展 ぼつご80ねん・きくやさかえてん


						没後80年・菊谷栄展
						ぼつご80ねん・きくやさかえてん

市町村:青森市 菊谷栄(きくや・さかえ;本名・栄蔵)は、明治35(1902)年青森県東津軽郡油川村(現青森市)に生まれました。大正10(1921)年、画家になるために上京し、日本大学法文学部美学科(現芸術学部)に入学するとともに川端画学校にも通いました。昭和5(1930)年エノケンこと榎本健一の新カジノ・フォーリーに舞台装置製作で参加した後、エノケンの座付き劇作家として活躍、「リオ・リタ」「巴里の与太者」「民謡六大学」などのヒット作でエノケンの黄金時代を支えました。しかし、活躍中の12(1937)年9月に兵役召集を受け、11月9日、中国南和河郭鎮で戦闘中に撃たれ戦死します。菊谷栄の業績を概観するとともに、竹内俊吉、太宰治をはじめ本県文学者との交流とその影響について紹介する展示です。