望遠レンズ必携!フォトジェニックな巨大廃墟・秋田「尾去沢鉱山」

望遠レンズ必携!フォトジェニックな巨大廃墟・秋田「尾去沢鉱山」

秋田県鹿角市にある尾去沢鉱山は、奈良時代に発見され、1978年に閉山するまで銅を中心に採掘が行われていた鉱山です。現在は選鉱場、シックナーと呼ばれる分離装置、大煙突等が残っていて、2007年11月近代化産業遺産に認定されました。崩壊の恐れがあるため、近くに寄ることはできませんが、目の前に広がる巨大廃墟は古代遺跡を彷彿させるフォトジェニックな光景です。尾去沢鉱山は、東北自動車道鹿角八幡平ICから10分。鉄道を利用する場合は花輪線花輪駅からはタクシーで10分ほどです。バスは走っていないので、車かタクシーを利用して向かいます。山道を走っていくと、突然目の前に赤い土の山と空に向かってそびえ立つ巨大な煙突が見えてきます。かつての煙害ではげ山となった赤い山に立つ1本の煙突。まるでSF映画のような光景に、思わず息をのんでしまいます。煙突の高さは60m。土木遺産に認定されています。煙突の下には国内最大級の選鉱場跡が連なり、その姿は遠目から見ると鉱山跡というよりも、古代遺跡のよう。残念ながら崩壊の恐れがあるため選鉱場跡の近くには寄ることができませんが、公道に車を止めて車窓から、もしくは車から出てスマホやカメラで撮影している人が