黄金の大地に浮かぶ60の島々!秋田の天然記念物「象潟」九十九島

黄金の大地に浮かぶ60の島々!秋田の天然記念物「象潟」九十九島

「東の松島、西の象潟」と、並び称されてきた秋田県象潟(きさかた)。約200年前の地震で地盤の隆起が起こり、現在は田園に60以上の島々が浮かぶ独自の絶景が見られるようになっています。エリア一帯は「九十九島」と呼ばれ、国の天然記念物です。稲穂が実る時期に訪ねると、黄金の大地に島々が浮かぶ光景が見られますよ。今回は、九十九島を一望できるスポットや散策ポイントをご紹介しましょう。象潟の九十九島(くじゅうくしま)を一望するなら、道の駅象潟「ねむの丘」がおすすめです。6階の展望塔は360度ガラス張りで、九十九島はもちろんのこと、日本海や鳥海山も見ることができます。道の駅象潟「ねむの丘」の最寄り駅は、JR羽越本線の象潟駅です。徒歩約15分で行くことができますが、歩くのが辛い場合は駅前のタクシーを利用するといいですよ。ちなみに館内には、温泉施設や物産館、秋田県観光情報センターなどもあります。こちらが展望台から見た九十九島の一部です。鳥海山のふもとに黄金の大地が広がり、60以上の島が浮かぶ様子が分かります。周囲には山地が連なり、山雲が漂っているのが幻想的です。写真は小雨が降る日の景色です。この地を訪ねた松尾芭蕉は、「象潟や 雨